【受験生の親】中3の息子に怒ってしまった日|あとから気付いた「聞けばよかった」の一言

保護者の本音

受験生の親になると、「勉強しなさい」と言いたくなる場面が何度もあります。

わが家も、高校受験を控えたオール3の中3息子と、毎日試行錯誤の連続です。

2学期で内申を上げるため、この夏が勝負。そんなことばかり考えていた私は、先日、息子に一方的に怒ってしまいました。

今振り返ると、怒る前にたった一つだけ聞けばよかったことがあります。

今日は、受験生の親として反省した出来事を正直に書きたいと思います。

受験生の息子に一方的に怒ってしまった土曜日

定期テストと定着テストが終わった最初の土曜日。

わが家は今、オール3から志望校合格を目指している真っ最中です。

「この夏が勝負。」
「2学期で内申を上げたい。」

そんなことばかり考えていた母の前に、お昼頃、パジャマ姿で片手にSwitchを持った息子が現れました。

「俺の朝ごはんは、もう昼ごはん?」

その姿を見た瞬間、私の中で何かがプツンと切れました。

今思うと、あの日の母は息子君を見ていたわけではありません。

見ていたのは、「このままだとオール3のままかもしれない」という、自分の不安でした。

怒ってる母
怒ってる母

何その姿は?

中3はなんで部活が終わったと思ってるの?

息子君
息子君

公式戦が終わったから。

怒ってる母
怒ってる母

本当にそう思ってるの?

息子君
息子君

うん

その「うん」が、さらに私の焦りに火をつけました。

超怒ってる母
超怒ってる母

そんな考えならTOMASなんて必要ない!前に通ってた個人塾に戻るから!

勢いでそんなことまで言ってしまいました。

すると息子君は、

息子君
息子君

TOMAS辞めたくないから勉強する

そう言って、静かに部屋へ戻っていきました。

今思えば、母は一度も息子君の話を聞こうとしていませんでした・・・

怒りがおさまって思い出した春休みのこと

息子君が部屋へ行ったあとも、しばらくはイライラが収まりませんでした。

でも、時間が経つにつれて、春休みのことを思い出したんです。

中3になったら勉強漬けになる。

だから春休みくらいは、やることをやっていれば友達とSwitchで遊んでもいいんじゃないか。

そう思っていたのは、母でした。

今の子どもたちは、ゲームをしながら友達と話したり、そこで遊ぶ約束をしたりします。

以前、その輪に入れず寂しい思いをしたことがありました。

親の私でさえ胸が苦しくなったくらいですから、本人はもっとつらかったと思います。

だから母は、「ゲームをやってほしい」というよりは、「友達との時間も大切にしてほしい」と思うようになりました。

実は、息子君は中学生になってからはSwitchに興味があるタイプではありません。

母がswitchをやったら、息子君もやりたくなるかな?と思って、春休み母からマリオカートをやっていたら見事的中!結局、息子君と一緒に楽しくswitchをした春休みでした(笑)

もしかしたら…。

本当に、もしかしたらですが。

息子君は土日は、あの春休みみたいに少し息抜きをして、月曜日からまた頑張るつもりだったのかもしれません。

でも私は、その話を聞こうともしませんでした。

月曜日の朝も、ぎこちないままでした

月曜日の朝。

息子君はどこか機嫌が悪く、

「分からない」「知らない」と素っ気ない返事ばかり。

母も心の中では、

「はいはい、一人で何でもできるんだね。」

そんな意地を張っていました。

学校へ行く時間ギリギリになって、

息子君<br>
息子君

お母さん、水筒キッチンにある?

母

ない

息子君
息子君

部屋にあった。でも時間ないから持っていかない

いつもの私なら、

「何言ってるの!水筒は持って行きなさい!」

と言って、無理にでも持たせていたと思います。

でも、この日は何も言えませんでした。

息子君も、「お母さん、まだ怒ってる。」

そう感じたんだと思います。

そのまま水筒を持たずに学校へ行ってしまいました。

靴箱に置いた水筒

学校へ送り出した直後は、

「もう知らない!」

そう思っていました。

でも、その気持ちは長く続きませんでした。

ふと息子君の部屋の窓を開けに行き、時間割を見ると、4時間目は体育。

「あ…。今日は水筒が必要だ。」

そう思った瞬間、母は水筒を持って学校へ向かっていました。

先生に伝え、息子君の靴箱へそっと置いて帰りました。

そして家へ戻りふと、もしかして…と思いSwitchを見たらソフトはマリオカートでした。

その瞬間、胸がギュッとなりました。

あの日一緒にやろうと思っていたのかな…。

本当のことは分かりません。

でも、そう考えたら涙が出そうになりました。

帰宅した息子君は、いつもの息子君に戻っていました。

水筒の事を言わないところが思春期男子です(笑)

でも、水筒の中身は空っぽでした

怒る前に、聞けばよかった一言

あの日に戻れるなら、怒る前に一つだけ聞きたいことがあります。

「今日はどんなふうに過ごすつもりだったの?」

たったその一言があれば、あの時間は違うものになっていたのかもしれません。

受験が近づくと、親は「勉強しないとという気持ちでいっぱいになります。

今回、一番反省したのは、怒ったことではありません。

最後まで話を聞かなかったことです。

受験生の親も一年生

受験生は初めて。

でも、「受験生の親」も初めてです。

焦る日もあります。

言いすぎてしまう日もあります。

あとから、「ごめんね」と心の中で何度もつぶやく日もあります。

次に息子君が、お昼頃にパジャマ姿でSwitchを持って現れたら…。

……たぶん、また一瞬はイラッとすると思います(笑)。

でも、その時まずは

「今日はどう過ごす予定?」

と言いたいと思います・・・

完璧な親にはなれません。

でも、昨日の母より少しだけ成長した「受験生の親一年生」でいたいと思います。

もし今、お子さんに怒ってしまって落ち込んでいる保護者さんがいたら…。

私たちは、子どもと一緒に学んでいる途中です。

失敗して、反省して、また前を向く。

それも、受験の一年なのかもしれません。

そして、来年の今頃、「あの時は大変だったね」と親子で笑って話せたら最高ですね。

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