初めてのV模擬は点数以上の収穫があった|中3男子のリアルな体験談

V模擬

先日、中3の息子が初めてV模擬を受けてきました。

帰宅して最初の一言は、

「全然できなかった…」

でした。

でも、今回のV模擬は点数以上に大きな収穫があったように思います。

塾ではなく会場校で受けるV模擬

通っている塾(TOMAS)ではV模擬は実施しておらず、自分で予約をして会場へ行きます。

最初は「塾で受けられないの?」と少し不満でした。

わざわざ申し込みをして、当日も自分で会場まで行くとなると、親としても少し手間に感じました。


でも、会場校を見てみると、ちょうど見学してみたいと思っていた学校もありました。

「もしここに入学したら、毎日こんな雰囲気なのかな」
「教室や廊下はどんな感じなんだろう」

など、実際に足を運ぶことで少しだけ高校生活を疑似体験できるのも、会場校ならではの魅力だなと思うようになりました。


それに、知らない人たちの中で試験を受ける経験は、緊張しやすい息子君にとって本番の練習にもなります。いつもの教室ではなく、初めての場所で、初めて会う受験生たちに囲まれて問題を解く。そういう空気に慣れておくことも、受験本番に向けては大事な経験なのかもしれません。

前日のやる気スイッチ

前日の朝、息子が聞いてきました。

息子君
息子君

お母さん、V模擬って勉強しなくていいよね?

母

せめて数学と英語くらいはやったら?

息子君
息子君

ふーん。できたらやる

……やる気スイッチ。

もうOFF?

👉「やる気スイッチは「成功体験」だった。数学82点で変わった息子」の記事はこちら



ところがその日は、バスケ部の追い出し試合。

追い出し試合が終わったら、受験が終わるまで、部活はおやすみ。骨折した親指も忘れてとても楽しんでました。

V模擬当日の朝

今回の会場は、息子君の希望で文教大学付属高校にしました。

駅まで送る車の中で聞いてみました。

母

昨日、勉強した?

息子君
息子君

昨日さ、追い出し試合だったじゃん。疲れて寝ちゃった。だからやってない

母

あ、そう・・・
じゃあ頑張って!

そう送り出しました。

V模擬から帰宅後の第一声

朝から5教科のテストを受け、14時頃に帰宅。

息子君
息子君

ただいま。終わった。全然できなかった

あと、数学もできなかった

さらに続けて、

息子君
息子君

隣の人がさ、めちゃくちゃ終わるの早かったんだよ。
オレがまだ解いてるのに、15分くらい前には終わってて…。
それが気になって集中できなかった。

息子君
息子君

あー、もうホントにやる気なくした

文句を言いながらも自己採点を始めました。

すると…

息子君
息子君

数学と英語やばい…

息子君
息子君

でも国語は、まぁまぁできたかも!

今回、文法が出なくて長文と漢字だったんだけど、そこはできた!

オレ、長文わかってきたかも!

喜んだと思ったら、

息子君
息子君

でも数学が思ったよりできなくてショック…

くそー、隣の人のせいだー!

母

でもさ、塾じゃなくて会場校で受けて良かったね。
本番の受験と同じような経験ができたじゃない

しかし、しばらく”隣の人”への愚痴が止まりませんでした(笑)

10分休憩が一番つらかった

息子君は1人でV模擬を受けに行きました。

母は「みんな1人なんだろうな」と思っていましたが、実際には友達同士で来ている子も多かったそうです。

そして1教科終わるごとに10分休憩があります。

実は、この10分が息子君にとって一番の難関でした。

どうやって、暇をつぶしていいか悩んだそうです。

まずはトイレへ行き、並んで時間をつぶす。

次の休憩ではもう何をしていいか分からない。

机に伏せて寝る勇気もなく、受付でもらったパンフレットを広げて、読んでいるフリ。

さらに次の休憩でも時間の過ごし方が分からず、同じ中学の男子を見つけても、ほとんど話したことがない子だったので声をかけられなかったそうです。

「10分休憩がこんなに地獄だとは思わなかった…」

そんな感想まで聞かせてくれました。

でも、それも本番の受験を想像できる貴重な経験だったと思います。

点数だけではない収穫

今回のV模擬では、

・隣のできる人に焦らず、自分に集中すること。

・知らない人たちの中で試験を受けること。

・1人で休憩時間を過ごすこと。

教科の点数以外にも、たくさんの学びがありました。

V模擬はあと数回あります。

最後のV模擬にはきっと今回苦戦したことも自然にできるようになっているはずです。

やる気スイッチは再びON?

帰宅後は完全にOFFだった「やる気スイッチ」。

ところが翌日、塾で数学の授業を受けて帰ってくると、すっかり元気になっていました。

そして翌朝は、自分から早起きして朝活(勉強)。

さらに、

息子君
息子君

オレ、偏差値60以上の高校目指すわ!

今度のV模擬では今度はオレが隣の人を圧倒させる!

できなくても終わったフリしようかな(笑)

もちろん、小心者の息子君なので終わったフリはできないと思いますが(笑)
しかし、一度落ち込んでも、すぐに前を向けたことが何よりうれしかったです。

部活でバスケットボールを続けてきたことで、「チャレンジしたい」という気持ちや、「勝ちたい」という気持ちが以前より強くなったように感じます。

そんな気持ちが芽生えたことも、大きな成長なのかも知れません。

お子さんにも、「あれ?少し変わったな」と感じる瞬間はありませんか?

子どもたちは、親が気づかないところで、たくさんの経験を積み重ねながら少しずつ強くなっているんですね。

他校で行う模擬テストは、本番さながらの緊張感や、自分の弱さ、そして少しずつ成長していく姿を感じられる貴重な機会でした。

次のV模擬では、点数だけでなく、今回の経験もきっと息子の力になっているはずです。

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